【ファームツアー】生越農園 〈静岡県藤枝市〉

Ryotaro Isozaki Hacer té ファームツアー 生越 藤枝市 Shizuoka

秀明自然農法の先輩茶農家を訪ねて

秀明自然農法のお茶農家の先駆者である、生越さんを訪ねて、静岡県まで行ってきました。生越さんに僕らの茶畑にきていただいたのは、昨年の春のことです。自然農法でどうやってお茶の樹勢を維持していくかが、当時の僕の悩みの種だったのですが、その時いただいたアドバイスがなかなか受け入れられなくて、今回実際に見に行ってきました。

山の中のお茶畑

朝、静岡県藤枝市にある水車むらで待ち合わせして、生越さんの茶畑へ。バンから箱バンに乗り換えて、細い山道を登って行きました。僕らの茶畑にも急なところはありますが、細い細い山道を登ること、約15分くらい。もともと有機栽培が盛んな地域のなかに、生越さんが自然農法で管理している茶畑はありました。

自然農法でお茶の樹勢を保つには

見晴らしいのいい場所に、美しい茶園。慣行農法とほとんど変わらないくらい元気な自然農法の茶畑がそこにありました。訪れたのは、9月の半ばごろ。10月から始まる秋番茶の収穫のために、草刈りと草取りをしているとのことでした。

 生越農園の収穫スケジュール

 一番茶(早い)

Té tostado

一番茶(中盤)
Té negro
一番茶(遅い)
té verde tostado
中刈りor台刈り 2番茶は収穫せずに刈り落とす
秋番茶 番茶→ほうじ茶

 

1反当たり、400キロほど生葉で収穫できるという、収量の多さに驚きつつ、一年の栽培スケジュールを教えていただきました。一番茶が終わったあとは一度、全て葉を落としてしまい、有機物として土地に還元するということでした。なるほど。本当は、刈り落とすなら3月の方がいいという言葉も納得でした。

以前、他所で生越さんのほうじ茶をいただいたことがあるのですが、その爽やかな味わいにびっくりしたことがあります。あれはきっと一番茶のほうじ茶だったはず。

紅茶工場の見学

 山を降りて、生越さんの紅茶を受託加工しているという水車むらさんの見学に行かせていただきました。今回は生憎、シーズンオフのため、工場は加工していなかったのですが、一日当たり生葉2トンの受け入れが可能というその巨大な加工能力をもつ設備を見せていただきました。紅茶作りには、紅茶専門の「伊達式」という機械があるということは奈良でも聴いていたのですが、水車むらさんに会ったのはまさしくその伊達式の機械でした。ずらっと並んだ機械に圧倒されました。

静岡で新茶が始まるのが、4月の下旬から。僕らの奈良の山間地で新茶が始まるのが5月の下旬から。気候の差によって、一ヶ月も収穫までに差があります。温暖な静岡と冷涼な大和高原。温暖な気候を好む僕にとっては、静岡はまさに天国。寒いところは寒いなりにいいお茶が作れるはずだとも同時に思わせていただきました。

 

 

 

 

 


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